現地採用で高収入を得るために必要な英語力って?
シンガポールで現採で年収1000万円以上を稼ごうと思ったら、外資系に就職するのがいいと前の記事で書きました。
では、その外資系企業に就職し解雇されずに安定して働くには、どの位の英語力が必要か、私の見解を書きたいと思います(私は営業・マーケティング関連なので、他の職種だったら別の英語能力も必要かもしれません)。
- とっさに指名されても、大人数の前で滞りなくショートスピーチができる
- 日本語とほぼ同じ速さと正確さで、英語ビジネスメールに返信することができる
- ビジネス文章の英文和訳だけでなく、和文英訳も問題なくこなせる
交渉力や分析力は別として、英語能力だけをみた時は、上記3点で十分だと感じます。
TOEICはシンガポールの外資系ではあまりアピールにならないと感じます。
英語ネイティブの方で、TOEICについて知っている人もあまりみかけません。
少し話は変わりますが、日本で仕事をしていた時は、英語能力(特にスピーキング)がそれほど重要視されているとは思えませんでした。
語学力はあるに越したことはないけれど、エクセルや簿記のように、一つのスキルにすぎないという扱いだったと思います。
諸外国から多くのエリートが集うシンガポールのビジネスの場で、英語なんて基本中の基本なので、それをスキルとしてみている人はいません。
話せて(書けて)当たり前なんです。
みんな英語は話せる前提で接してきて、その上で他のスキルがないか探りを入れてきます。
ここでまたまた私の好きなブログからの例を見ていきたいと思います(はい、暇です)。
実際、当時現場のマネジメントを任されたのですが
パッと現れた英語が不得意な日本人が
ローカルのメンバーにすぐに信頼してもらえるわけもなく…
以前は何か不都合なことがあると、「Minamiの英語がわかりづらかったから」
の一言で片付けられてしまい凹むことも何度もありました
もちろん全員がこのようなスタンスな訳ではないし、皆親切で協力的、仕事熱心です!
悪い意味ではなく、こっちでの転職経験が多い方だと自分を立場を守るのが上手になるのかな?という印象を持ちました。
私も自分の意見を主張したかったけど、早口の英語でまくしたてられてしまい何もいえなかった…
記事にあるように、この方は22カ国もの人が働いている会社の現場のマネージメントをしているそうです。
いろいろな国の人をマネージメントするのだから、英語なんてできて当たり前なのに、それが不自由なのでチームメンバーから信頼を得られないのだと思います。
英語が分かりづらいの一言で片付けられてしまうと書いてありますが、チームメンバーの立場からすれば、英語もろくに話せない人に何を期待しろと言うのか、だと思います。
日本の会社に置き換えてみても、指示をあおる立場にある上司が、日本語が片言なんて言語道断だと思います。
(そんな英語が不自由な方をマネージャーに抜擢した会社にも問題がありそうですが…)
ちょっと熱くなってしまいましたが、シンガポール現採で高収入を得るには、英語は本当に大事という結論です。
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